こんにちは!バリ島のメグ(@megufit77)です。

昨年から始めた中国語、勉強を始めてちょうど10ヶ月経ちました!
実はコロナでおうち時間が増えて、昨年の6月から、独学で中国語を始めました!
最初は、ドラマを見るのに、中国語字幕が読めればというきっかけで、「ちょっと勉強してみようかな?」と思ったのが、まさかのどハマりでして。2021年4月現在、勉強を始めてちょうど10ヶ月なのですが、簡単な中国語の字幕だったら、なんとなく理解できるようにまでなりました。
海外在住の私が、完全独学での中国語の勉強に使ったのは、ほとんどがアプリです。
この記事では、中国語全くゼロの状態から、ある程度わかるようになるまでの間に、私が有料版を購入してまで使ったオススメのアプリ2つを紹介します。なお、このシリーズは、入門編・基礎編・番外編・・・と、私の中国語学習教材が増える限り、続けていく予定です。
独学中国語学習にアプリを利用した理由
中国語の勉強をしようと思い立った時、なぜアプリを選んだか。
- 海外在住なので、日本語で解説している中国語のテキストが入手困難
- アプリなら無料で始められる
と思ったのが、きっかけです。
当時は、台湾で何語が喋られているのかも知らない、中国語の基礎知識は完全にゼロ、「謝謝」しか知らない状態からのスタートです。

中国語、やってみようかなと思うけど、難しいって聞くし。
無理だったらテキスト買っても勿体無いし、無料のアプリでトライしてみよう!
【Hello Chinese】…知識ゼロからHSK4級レベルまで
という訳で最初にダウンロードしたのが、Hello Chineseというアプリ。

中国語の知識ゼロから、HSK4級レベルまでの文法が一通り学べる最強アプリ。
と思っています。
正しい中国語を選んだり、日本語の意味になるように中国語の単語を並べ替えたり、ゲーム感覚で進められるので、気がついたらHSK4級の文法まで進んでしまっていました。
このアプリのいいところは、
- 簡体字か、繁体字を選べる
- ピンインが全てついている
- 音声データが完璧に用意されているので独学者向け。
このアプリはいつでも繁体字⇆簡体字の切り替えができるので、とても便利です。
「繁体字の方が、漢字に馴染みがあって覚えやすかったから」、「台湾ドラマを見ていたから」という理由で、一番最初に、繁体字で中国語を勉強し始めたのです。なのでこのアプリは私にうってつけでした。
途中で、他の教材を使い始めたら、簡体字のものが多くなって、今は簡体字を中心に勉強していますが、設定ですぐに文字を切り替えられるので、そのまま使い続けられます。
学習の流れ
アプリ自体は、学校、ペット、電話する、価格交渉、などのテーマが与えられた単元(ステージ)がレベル順に並んでいて、ゲーム形式でレッスンをしながら、進めていきます。


各単元では、二つか三つの文法の学習ができるようになっていて、私はアプリの内容をノートにまとめていました。海外で、日本語で解説された教材がないので、自分で作るか〜くらいの気持ちでした。
さて、アプリの練習教材には、各単元に会話練習もセットで用意されています。
会話練習では、自分の声を録音したものをお手本と聞き比べられるので、発音の練習も最低限できると思います。
忘却曲線に沿った復習ができる
アプリ学習ののいいところは、忘却曲線に合わせて、学んだことをクイズっぽく出してくれること。
ゲームを進める感覚で、ステージをレベルアップしていくという軸に並行して、毎日の復習「スマート復習システム」があります。
これは、AIが、忘却曲線によって独自に作成し、毎日復習する内容をお知らせしてくれるというものです。
復習は、「文法の復習」「ネイティブと復習」「漢字を復習」「弱点」と4つの項目で構成されています。
これが本当に便利で、アプリで通知してくれるので「赤いマークを消さなくちゃ」という義務感からついついやってしまう。

ネイティブの中国語を聞き取り練習
ネイティブと復習というのは、ネイティブの中国人の方が喋っている中国語の例文を聞き取って打ち込むという練習です。これ、最初の方は本当にできなかったのであまりやってなかったのですが、自分が音読や听写(ディクテーション)を始めてから、ぐっと聞き取れるようになり、最近は、この復習をよくやっています。
あとは、英語になりますが、中国語のラジオ番組っぽい中国語講座も聞けます、アプリと連携しているので、音声に合わせて文字を追ってくれたりします(これはイマーシブレッスン)
アプリ全体が「非常によく作られているな」といった印象です。
無料でも学べるけれど、ぜひ有料版を。
さて、こちらのアプリは、最初のうちは無料で楽しめますが、あるレベルからは有料になっています。
プレミアムと、プレミアム+の2種類があって、
プレミアム会員の特典:
全てのコースを制限なしで利用
スマート復習システムを制限なしで使い放題
全てのゲームが制限なしで遊び放題
プレミアム+会員:
イマーシブレッスンまでの全ての機能がアンロックされます。
イマーシブレッスンは英語⇆中国語だし、プレミアムの内容だけでもかなりのボリュームがあって、使いこなせないかもと思ったので、私はプレミアム会員にしました。
1ヶ月なら980円、3ヶ月ごとなら2200円。年間だと6400円。(2021年4月現在の価格です)
このサブスクリプションを早く解除できるように、必死で頑張る!という目標にもなります。
現在私は一旦全ての単元の学習を終えたとはいえ、まだ全てをマスターしたわけではないので、復習教材として、引き続き使っています。
ちなみに、このHelloChineseの中にも、単語帳はあるのですが、ちょっと使いづらい。なので、単語に関しては次のアプリがおすすめ。
【HSK単語】HSK公認の単語集。語彙力と試験対策。例文まで覚えよう

上で紹介した、Hello Chineseが一旦終わった頃から感じ始めていたのが、明らかな語彙力不足。
わからないというより、単語を知らないのです。
なので、とにかく単語を効率よく覚えられるようにと、学習初期にダウンロードしていたけど、改めて課金して、本気で勉強始めたのがこれ。
HSK公認の単語アプリです。
HSK公式単語アプリで出来ること
このアプリでできるのは
- 単語学習:それぞれの単語カードを勉強(音声データあり)
- 読むテスト、聞くテスト:学習が済んだ単語は、読むテスト、聞くテストで覚えたかどうかを確認
- 学習状況の確認:テストの正解率から、どのくらい定着したか、どのレベルまで覚えられたかなどを、客観的に数値で確認できる。

級ごとに単語がまとめてあるので、順番に制覇していこうと思っています。
今は3級と4級に挑戦中。単語は、意味がわかっていても漢字で書けるかと言ったら大いに不安だし、ピンインと声調記号を正しくつけられるかも不安です。でもこうやって客観的に学習成果を確認できるのはいいですね。
使い方のヒント
音声・例文まで用意されている単語カードなので、
- 中国語の単語の意味がわかる(中→日)
- 中国語で発音できる
- ピンインと声調を正しく覚える(言える)
- 日本語の単語の意味から中国語の単語を書き出す。(日→中)
- 日本語の例文を中国語に訳せる(中国語作文)
- 書き出した例文を音読
という流れで勉強しています。
私が苦手なのは声調。なかなか覚えられない〜。というわけで、こちらの単語帳は亀の進みです。
だけど、きちんとHSK単語を網羅しているという安心感があるので、続けていきたいと思います。
利用料金
さて、このアプリも途中まで無料ですが、各級50語以上は有料です。
級ごとに買えるし、将来HSKを受ける時に単語チェックに使えるしと思い、私は、1、2は飛ばして、3級と4級を購入しました。
そう高くもないので、買っておいて良いと思います。
1級 370円 4級 610円
2級 370円 5級 730円
3級 490円 6級 860円 (価格は2021年4月現在です)
まとめ
というわけで、まず最初の中国語学習の取りかかりを、アプリで始めた私です。
アプリでの語学学習は、ゲーム感覚で進められるので、ある一定のレベルに達するまでが早く、学習が楽しくなったのです。
語学にありがちな初期での挫折を回避できて、楽しく学習を続けられたのだと思います。
インドネシア語を覚えた時もそうでしたが、語学はスタートダッシュがすごく大事だと思っています。
最初、本気で無理して、ある程度できるようになれば、学習自体が楽しくて仕方なくなってくる!

今日紹介したアプリ2つは、私が中国語入門に使った最初のアプリです。海外在住で日本語で説明された教材を手に入れられなかったので、思い切って課金しました!どちらも最初は無料で使えるので、もしこれから始めたいんだけど、という方にはぜひ無料で試していただければと思います。
この2つのアプリで学習をやりながら、他のアプリや、その他の教材も取り入れてきました。
今後、この入門編の記事に続いて、基礎編・番外編といろんな用途に合わせた中国語教材を紹介しますね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!