昨日、ワクチン接種に行ってきました!

注記:この記事は、2021年3月末(1回目)と6月末(2回目)現在のバリ島の情報です。

私は医療関係者でもないので、一人の一般市民がワクチンを受けてきた体験談として、読んでいただければと思います。

バリ島は今、ものすごいスピードで新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいます。

というのもインドネシアの国の中でも観光業に頼り切った産業構造だったバリ島は、本当に経済的打撃が酷くて瀕死状態。一刻も早く、観光向けの国境をオープンするためにと、インドネシア政府がとった政策の一環として、バリ島のワクチン接種最優先。3月下旬から、大規模に接種が始まりました。

ワクチン接種を推し進めてグリーンゾーンを作ろうという政策だそうです。

早くワクチン接種が進んで、グリーンゾーンになるといいね!

7月に観光ビザの発行再開することを目標にしているらしいよ!

(2021年3月末の情報です)

医療従事者や空港ホテル関連はこれよりちょっと先にすでに接種を受けています。
次のステップとして、バリ島のサヌール・ヌサドゥア・ウブド地区という限られた3地区の住民や、そこで働く人々などが対象で、接種が始まったというわけです。
私たちが住んでいる町も、接種の対象地区でした。

ワクチン接種の対象者

今回の一般接種が始まる前にも、すでに医療従事者・空港・大型ホテル勤務・学校関係者(先生など)は大部分が接種を受けているようでした。

3月に入って、60歳以上の高齢者の接種が始まったとアナウンスがあり、今回限定地区での一般市民全員接種が始まったのでした。今回バリ島で接種の対応になっているのは、18歳以上の成人で、最初「インドネシア国籍者のみ」という情報でした。
なので最初、うちの家族の中からは、主人・義父・甥・義兄の4人が受けてきました。
でも実際は、KITAS・KITAPホルダーの外国人(在留許可がある外国人)も接種可能とのことで、私はその翌週に受けました。

持病がある人は受けられません。喘息・高血圧・心臓病など、医師の問診を受けて、接種を受けられるかが決まります。

ワクチンの種類(どこ産?)

今回、私たちが住んでいる地区で使われたのは、「アストラゼネカ」のワクチンでした。村の接種会場では主に「アストラゼネカ」、病院施設では「シノバック」が使われていると聞いています。

2021年8月追記:学校で12歳以上の子供たちへの接種もありました。使われたのはシノバックでした。

ワクチン接種の流れ

ワクチン接種会場。オープンエアの村の集会場で行われています。人も混雑していなくていい感じ。

まずワクチン接種会場に着いたら、身分証明書を出して、問診票を記入。

体温、血圧を測り、医師の問診を受けます。

ここで、血圧が高かった義母は接種不可に。
一人でワクチンを受けることになりちょっと心細くなってしまいましたが仕方ない。
その後、名前を呼ばれたらワクチンを打ってもらいます。

接種後は30分間、会場で待機するように言われます。

その間に、ワクチンの接種証明書を印刷してくれました。

証明書には、

  • 接種日と時刻
  • ワクチンの種類(アストラゼネカ)
  • バッチナンバー
  • もし副反応が出た時のドクターの電話番号
  • 2回目のワクチンの予定日

などが記載されています。

アストラゼネカ・気になる副反応(家族の場合)

私の前の週にワクチンを打ってきた家族の副反応はそれぞれ別々で、

主人(40代)
主人(40代)

接種翌日に全身のだるさと関節痛、軽い発熱があり、その翌日も軽いだるさがありました。

義父(60代)
義父(60代)

全然平気だったよ。熱もないし、だるさも全く感じませんでした。

甥(18)
甥(18)

一晩中高熱が出ました。翌日は熱も下がってスッキリ。

と、三人三様の副反応が。おじいちゃんがなんともなかったので、私も大丈夫かな?と安心していたのですが・・・。

私にも現れた副反応(私の場合)

私(40代)
私(40代)

まさかの結構きつい副反応でした!

接種当日は、夜まで何にも感じませんでした

夜更かしの私は12時頃まで起きてることが多いのですが、夜9時を過ぎたあたり(接種後9時間経過)から、体の節々が少しずつ痛くなってくるような気がして、10時過ぎには「ちょっと椅子に座ってられない」となって、ベッドに横になりました。
今晩はもう、毎日続けてる中国語日記も書かずに寝よう、と決めて、ベッドの中で日記を更新(書いとるやん)。一旦就寝したものの、ひどい寒気・関節痛・全身痛があり、まるで「高熱が出る直前の感じ」とそっくりになりました。

ただし、熱は出ません

あまりに体が痛いし寒いので、一応、解熱鎮痛剤を飲みました

体の痛みと悪寒で眠れず、うとうとしながらの朝。

全身の痛みと寒気がずいぶん良くなっていましたが、風邪のひき始めのような感覚は残ったまま、結局1日、ベッドでゆっくり過ごしました。

そして現在接種から36時間ほど経過、ようやく体の痛みが引いてだいぶ楽になりました。

この間、熱は出ませんでしたが、とにかく悪寒と体の痛みがすごかったです。

まだちょっとした気持ち悪さが残りますが、今晩眠れば大丈夫だろうなという感じがあります。

前編のまとめ【第一回の接種を終えて】

副反応が出ている間は、自分の体がどうなるのか心配でしたが、ドクターが接種会場で教えてくれていたように、だいたい翌々日には元に戻るのだろうな、と思いました。

副反応が出る場合を考えて、翌日がお休みの日などに打つのがオススメかなと思います。

ワクチン接種は、社会の多くの人が受けて初めて集団免疫ができたりと公益を得られるものです。

私も実はとっても心配になって、高校の同級生のお医者さんに、「ワクチンって打っても大丈夫?」って訊ねたぐらいです。ワクチンを打って集団免疫を作ることで、世界のパンデミックを収束に向かわせる、人類の歴史の中で、ワクチンを接種して撲滅してきた病気のことなどを考えると、やっぱり、ワクチンは打つべきだろうと判断して、私は接種に行きました。
いろいろな考えがあると思います。どうぞ私の体験談が参考になれば幸いです。

(後編は、約2ヶ月後、第2回目の接種後に更新します)

本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

追記:接種翌々日、今日は体調も完全に回復、爽やかな1日を過ごせました。接種後が筋肉痛のように局部的に痛みが残っていますが、通常の筋肉注射と同じ感じです。

2回目の接種を受けてきました

一回目の接種後、二ヶ月後の接種が予定されていましたが、インドネシア政府の問題(ワクチンがハラルかどうかなどの問題が発生した模様)で、ちょうど一ヶ月延びるとのこと。

一ヶ月延期されて、先日2度目のワクチンを接種してきました。

別記事にしようかなとも思ったのですが、あまりにもあっけなく、副反応も少なかったので、この記事に続けて追記で書いておきます。

2度目の接種の流れ

前回もらった、二回目の接種の案内の書類を持って、前回と同じ接種会場に行きました。前回より混んでいない印象。同じく、検温、血圧の検査の後、医師による問診があって、すぐにワクチン接種を受けます。接種後は30分会場に待機して、接種証明の書類をもらって帰ってきました。

接種後は、過度の運動を避けてゆったり過ごしてくださいね、とのこと。

アストラゼネカ・2度目の副反応は?

前回のように、夜から副反応が出るかなと思ってなるべく早く寝ることに。

夜10時(接種後ちょうど十二時間ほど経過)ごろ、全身に筋肉痛っぽいだるさがあり、肩こりがするなという感じ。熱は出ず、朝起きたらすっきりもとどおりになっていました。

前回より明らかに軽い印象です。噂では二回目の方が重い副反応が出ると聞いていたので菅、家族全員前回よりは軽い副反応でした。ワクチンの種類によりけりでしょうね。

接種証明

2度目の接種を終えて、インドネシアの政府から、自分のSMSに接種証明が送ってきました。

デジタルですが、QRコードが付いていて、一応携帯に保存しました。

今後この接種証明を使う時が来るのかなと思いつつ。

以上が私の二回のワクチン接種の体験談です。

まだまだ予断を許さないコロナウイルスですが、1日も早く前のように気軽に世界中をとびまわれる世の中になってほしいなと、強く願うばかりです。

【アストラゼネカ・体験談】コロナワクチン接種に行ってきました(前編&後編)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です