今日市場で見つけた発酵前のテンペ 。 テンペ屋のおじさんが、
「室温に置いとけ、明日の朝テンペ になる」
というので、面白そうだな、と買ってみました。
今日一日この子の成長を見守ります。
*テンペ :インドネシアで広く食べられている大豆の発酵食品。粘りのない納豆などとも言われる。

右側がすでに発酵出来上がってるやつ。(こっちも買った)
朝8時:テンペ培養キット(と勝手に命名)を購入、帰宅。

なんの変哲も無い大豆。
テンペは普通、大豆を柔らかく茹でて、薄皮を取り除き、テンペ菌を混ぜた後、発酵させると聞いたことがあったのですが、
以前テンペを作ってみたというインドネシア人の友達から
「あれは自宅で作るべきじゃ無いよ、薄皮取り除く作業で死ぬ目をみるよ」
と聞いていたので、自分で作ろうとは思わなかったのです。
でも薄皮を取り除く作業が済んで、発酵を見守るだけになっているこの子の成長を、一度でいいから見届けたい!!
そんなわけで、買ってみました。
ちなみに、出来上がっているテンペと同じ値段。
午前11時:なんの変化も感じられず。常温に置いておく。

この段階で、まだ豆が豆である(当たり前)豆は粒が個別にパラパラとしている状態だ。
午後1時:変化が見られない。もしや失敗か?

現在バリ島は乾季に片足を突っ込んでいるような季節。一年のうちで比較的涼しい季節なので、気温も24度から27度くらいを推移している。
テンペの発酵に適した温度は30度くらい、と聞いたので、もしかしたら、温度が低いのかも?
午後3時:湯気打ってきた。

この時点でも、まだまだ豆粒の個別感、ポロポロ。
もうすぐ午後5時:水滴がかなり目立つ。

午後8時:湯気が落ち着いたのか、ちょっと一体感がある。

見た目の変化は無いけど、さっきまでのパラパラ感から、ちょっと隣同士がくっついてる感じがあり、持ち上げてみると若干の一体感。 もしや!!
午後10時:テンペ菌よ、ついに動いたか!?若干の一体感!

半分くらい一体化を感じる!
まだ菌糸が見えないので白くはないけども。
先ほどまでの「変化の見えない絶望感」から一転、成功するんじゃないか?!という期待感に変わりました。
翌朝7時:テンペになってる!
朝7:00。 わーーいわーーーい
テンペ になってる!!!
夜中にどんどん発酵するのか!
発酵していく過程を見たかった気もするが、しっかり固形のテンペ になってました。

すごーーい!売り物と同じ見た目!
(私は何もしていない)
ただ放置していた場所がうち、なだけで、完全にテンペ屋さんのプロダクツ。
夜中に一度起きて見ればよかった、と激しく後悔しています。
なので、またテンペ屋さんが発酵前のテンペを持ってきたら即買って、追記したいと思います。
以上、いかがだったでしょうか。
しょうもない、私のテンペ発酵観察にお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。
テンペの簡単な食べ方はぜひ↑こちらの記事↑をチェックしてみてくださいね!
↓さっきこんなの楽天で見つけちゃいました。
ふるさと納税で届く、テンペ作りのキットらしいです。へー!!!